調査地
小川試験地(茨城県北茨城市)
メインの調査地です。ブナ、イヌブナ、コナラの優占する古い2次林です。
森林総合研究所が1987年から試験地を維持しています。
多岐にわたる研究がなされており、現在までに200篇以上の論文が出版されています。
私は2006年から参加して、種子散布、樹木の繁殖結実、実生の発生生残、鳥類相の調査など継続して行っています。2017年にはスズタケの一斉開花が見られました。
研究対象は植物は液果・堅果樹木全般、スズタケ、動物は鳥類全般、アナグマ、テン、ムササビ、イノシシなどです。
岩手山、秋田駒ケ岳、八幡平(岩手県、秋田県)
2017年に東北に来てから、麓から山頂まで調査しています。
山麓からミズナラ林、ブナ林、オオシラビソ林、ハイマツ・矮性低木林が分布しています。
登山でのアクセスになるため(岩手山の山頂は2038m)、楽しいですが大変です。
研究対象は植物はハイマツ、ブナ、ウワミズザクラ、オオヤマザクラ、タカネザクラ、ムシカリ、ヤマグワ、動物はホシガラス 、カケス、ツキノワグマ、キツネ、タヌキ、テン、オコジョなどです。
写真は職場付近から撮影した岩手山。
栃木県、群馬県、東京都の広葉樹林(栃木県日光市、群馬県沼田市、東京都奥多摩町周辺)
ツキノワグマやニホンザル、テンなど哺乳類の種子散布を調べていました。
私は好かれているのか、ツキノワグマに良く遭遇します。。。
写真は男体山と中禅寺湖。
CERの森(京都大学生態学研究センター実験森林区、滋賀県大津市平野)
カラスと液果樹木を対象にちょっとだけ調査していました。コナラ・ソヨゴ・アカマツが優占する若い2次林です。
奥の建物が生態学研究センターです。センターのベランダでも野外調査してたりしました。